ネクストエンジン×shopifyの連携方法やメリットとは?

低コストでECサイトを始めたい、海外向けECサイトを作りたい、複数ECサイトを運営したいなど、販路拡大を検討されている方は多いのではないでしょうか。そこで、世界No.1シェアを誇るECプラットフォームshopifyと複数のモールやカートの運営を一本化できるネクストエンジンについて解説します。販路拡大には欠かせない物流問題についてもご紹介するので、是非参考にしてください。

 

 

shopifyとネクストエンジンとは?

shopify、ネクストエンジンそれぞれの特徴やメリットについて解説します。

 

shopify

shopifyはカナダ発、世界最大のECプラットフォームです。全世界175カ国、170万店舗以上のストアで導入されています。2017年には日本法人が設立されました。無料・有料を含めてプロのデザイナーが作成した70種類以上のデザインテンプレートが用意されているので、誰でも簡単にECサイトを作ることができます。月額課金制で初期費用が要りません。さらに、越境ECに強いのもポイントです。50の言語・130ヶ国の通貨に対応しており、決済手段は100種類以上あります。

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ネクストエンジン

複数のECサイトを運営していると、受注処理や在庫管理などはそれぞれの管理画面でログインしなければなりません。管理するサイトや受注件数が増えるほど管理が複雑になります。ネクストエンジンは、いくつものサイトを一本化して、管理・運営できるシステムです。日本では多くの企業から支持されており、3万店舗以上が利用するシステムとして導入実績業界No.1を誇っています。

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shopify×ネクストエンジンでできる事とは?

ECプラットフォームshopifyと複数サイトの一本化が可能なネクストエンジンを組み合わせて使うことによって、ネットショップ運営が効率化されます。具体的に削減できることが予想される大きな3つの工数について解説します。

 

受注管理工数の削減

複数のECサイトの注文が1つの画面で一元管理できます。各店舗それぞれの管理画面にログインする必要はありません。顧客住所、受注商品、支払い情報、ラッピングの有無、ピッキングリストの作成などが全て1つの画面に反映されます。受注から出荷までのリードタイムを大幅に短縮でき、受注管理工数を大幅に削減することが可能です。

 

在庫管理工数の削減

各ECサイトの在庫と自動連携が可能です。各ECサイトの管理が独立していると、在庫更新作業もそれぞれに手動で行わなければなりません。複数サイトにおける在庫更新作業の手間が掛かり、入力ミスなどが発生すると、販売機会の損失に繋がるでしょう。しかし、在庫が連携されて自動で更新作業が行われることで手入力の手間やミスが削減でき、常に最新の状態を確認することができます。

 

出荷管理工数の削減

出荷の際は、注文のステータスが「入金待ち」か「決済済み」なのか、「通常発送」か「ギフト発送」なのかで、その次に行うタスクが異なってきます。複数サイトの運営を行っていると、各サイトの状況管理だけでも複雑になり、さらに工数が増えるでしょう。

 

shopifyとネクストエンジンを連携すれば、shopifyでの注文情報がネクストエンジンへ自動に取り込まれます。支払方法やラッピング情報もネクストエンジンに自動反映することが可能です。「入金待ち」や「ラッピングの有無」などの各種ステータスに自動で割り振ることもできるので、やるべき作業が一目で分かるようになり、ミスを防ぎます。

 

 

 

shopify×ネクストエンジン連携のメリットとは?

shopifyとネクストエンジンを連携することによって、受注・在庫・出荷管理の工数が大幅に減らせることがわかりました。さらに得られるメリットについてもチェックしてみましょう。

 

shopifyや他運営モールの受注情報を一元管理が可能

ネクストエンジンでは、shopifyをはじめ、楽天市場、Amazonなどの他運営モールの受注情報を一元管理できます。しかし、一元管理できるという便利な機能に留まらず、さらに便利になる機能も充実しているので必見です。

 

例えば複数ECモールの中から、売上げや利益が大きいサイトに、在庫割合を多くすることができる「割合在庫設定」があります。ほかにも、在庫が減り具合によってよく売れるサイトのみに販売設定を切り替え、他のサイトを在庫切れ設定にできる「指定在庫数設定」も可能です。さらに、少ない在庫数を表示し、商品の希少価値を演出して購買意欲を刺激する「上限在庫設定」などもあります。

 

(参考記事)

安全在庫とは?安全係数や欠品許容率を含めた計算方法までご紹介!|在庫管理大学|在庫管理ソフト「ロジクラ」 (logikura.jp)

 

Amazon出品制限とは|制限の確認と解除の方法をご紹介|在庫管理大学|在庫管理ソフト「ロジクラ」 (logikura.jp)

 

少人数でも、複数ECモール運営ができ管理ミスを削減可能

shopifyとネクストエンジンを連携することによって、受注・在庫・出荷管理の工数が大幅に減らせるので、少人数でも複数のECモール運営ができるようになります。通常の場合、ECモール運営数の増加や繁忙期に伴って作業量が増えるので、入力ミスや在庫確認などのカウントミスは避けられません。

しかし、shopifyとネクストエンジンを連携すれば、ECモール数や繁忙期に関係なく同じクオリティで運営し続けることが可能です。管理業務に割いていた人員を本来取り組むべきコア事業や売上げ分析、マーケティング業務など事業発展に繋がる業務へ異動させることもできるようになるでしょう。

 

複数チャネル×複数拠点での受注連携、在庫連携を実現可能

shopifyとネクストエンジンを連携することによって、受注・在庫・出荷管理が一元化できるので、複数チャネルや複数拠点でのサイト運営が可能です。販路がいくつかの実店舗とECサイトという場合でも、受注情報や在庫情報が連携しているというのは強みになるでしょう。さらにshopifyは多言語・多通貨に対応、100種類以上の決済方法が利用できるなど越境ECを行うための環境が整っています。販路を国内だけではなく、海外にも広げることが可能です。

 

 

shopifyアプリでネクストエンジン連携可能なものも存在

shopifyは目的に合わせたアプリをインストールすることが可能です。アプリをインストールすることによって自社ECサイトの機能が各段にアップするでしょう。そこで、複数サイトの運営や売上アップを見込んでいるECサイトにおすすめしたい2つのアプリをご紹介します。ご紹介する2つのアプリはネクストエンジンにも連携可能です。

 

ロジクラ

ECサイトを運営するうえで、梱包、商品のピッキング、配送業者への連絡、配送ラベルの作成、発送確認の作業などの物流作業には、多くの工程やスタッフを必要とします。なおかつ、物流作業全てに慎重さが求められ、ミスは許されません。この物流作業の負担を軽減するのが在庫管理システムのロジクラです。

 

ロジクラは、スマホを使用したバーコード検品、ピッキング、納品書・送り状の発行、追跡番号の記録などに対応しています。複数倉庫への出荷指示も可能です。また、各ECサイトの受注情報を自動取込できます。ECサイトの管理者は注文が入ったら、パソコンのボタン1つで発送依頼をするだけです。ピッキング作業や出荷検品などの発送作業が一元管理できるようになるので、物流作業の効率化が実現します。

 

定期購買

shopifyには定期購買(サブスクリプション)のアプリもあります。以前は2回目以降の注文データが連携されないという問題がありましたが、shopifyとネクストエンジンを連携して使うことによって、2回目以降の注文データも反映されるようになりました。定期購買による注文を獲得したいというECサイトにはおすすめのアプリです。

 

(参考記事)

shopify×物流が可能なサービスをご紹介!|在庫管理大学|在庫管理ソフト「ロジクラ」 (logikura.jp)

 

Shopifyの配送の特徴|物流サービスとの連携で業務効率化|在庫管理大学|在庫管理ソフト「ロジクラ」 (logikura.jp)

 

 

まとめ

shopifyとネクストエンジン連携を連携すれば、受注・在庫・出荷管理の工数が大幅に減らせるので、販路拡大を目指せるでしょう。しかし、販路が拡大すればするほど物流作業が増加し、スタッフの負担が増えることが予想されます。販路拡大の際には、在庫管理方法や物流作業の負担をセットで見直すことが必要です。

ロジクラはshopifyやネクストエンジンと連携できるアプリです。初期コストゼロで、スマホに連携したハンディターミナルを導入し、高速スキャンで簡単に操作できます。いつも使っているスマホによる操作なので、初めての人や小規模事業者でも気軽に導入可能です。是非試してみて下さい。

ネクストエンジン連携資料

ロジクラとネクストエンジン連携概要をまとめた資料です。特徴やAPI連携フロー、導入事例などを掲載しています。

受注管理システム「ネクストエンジン」とロジクラの連携概要をまとめています。なお、ネクストエンジン連携を導入前にお試しすることも可能です。14日間のトライアルも是非ともご利用ください。