
STORESの使い方とは?徹底解説します!
ECサイトを活用して集客強化をしたいけれど、ITスキルが不足している、予算が少ない、売れない場合のリスクがある…等様々な問題からECサイト運営を躊躇されている方は多いのではないでしょうか?
そこで、誰でも簡単に低予算でECサイトが作れる「STORES」について解説します。STORESの特徴や使い方をはじめ、時間やコストが掛かりやすい物流面の問題解決についても合わせてご紹介していきます。
本記事を読めば、STORESの導入を考えている方や、導入後使いこなせていない方にとっても、活用のヒントが得られるでしょう。
目次
STORESの特徴
STORESは誰でも無料で会員登録でき、自分だけのオンラインストアを作ることができるネットショップ制作プラットフォームサービスです。専門知識やスキルがない人でも、案内に沿って登録するだけで、簡単にネットショップを作れます。
機能やサポートも充実していることから、人気を集めているサービスです。そこで、STORESの手数料、ECサイト構築、集客面、機能面などECサイト運営において気になる部分に注目して詳しく解説します。
手数料の安さ
STORESには無料の「フリープラン」と有料の「スタンダードプラン」の2種類があります。フリープラン・スタンダードプランのどちらも販売手数料は0円です。つまりどれだけ商品が売れても販売手数料は掛かりません。しかし、どちらも決済手数料は掛かります。決済手数料とは、商品が売れてお客様が決済をするタイミングでSTORESに支払う手数料です。フリープランの手数料は5%、スタンダードプランの手数料は3.6%になっています。ほかのサービスではサービス料が取られたり、決済手数料が高かったりするので、STORESの手数料の安さは魅力のひとつといえるでしょう。
本格的なECサイト構築がカンタンに可能
STORESはフリープランでも、ほとんどの機能を使うことができます。複雑なECサイト構築も画面の手順に従って操作入力していくだけで簡単に出来てしまうので、早ければ数分でECサイトを作ることが可能です。デザイン性の高い48種類のテンプレートから自社にあったものを選び、レイアウトやロゴ、背景などを選択してオリジナル感溢れたECサイトを簡単に作ることができます。Web制作などの専門知識は必要なく、誰でも簡単にカスタマイズできる点が人気の秘密です。
ECサイトとして必要な集客~接客~追客を網羅可能
ECサイトでは、お客様を集める「集客」、お客様に商品を買っていただく「接客」、お客様をアフターフォローをする「追客」の機能が必要です。STORESでは、ECサイトとして必要な集客から追客までの機能が網羅されています。
STORESは、全世界のユーザー数が10億人以上の「Instagram」や人気のファッションコーディネートアプリ「WEAR」との連携が可能です。そのほかにも、ホームページやブログにショップボタンを設置する機能などもあり、集客面において非常に優れています。
また、支払い方法の豊富さや送料の細かな設定が可能なので、接客面でも優秀といえるでしょう。海外向けのストアにも対応しているので、国外での販売も可能です。LINEアプリで運営ショップの売上や配送の管理もできます。外出先でも手元のスマホからショップの管理ができるので、販売チャンスを逃しません。
STORESには顧客管理機能もついています。お客様の注文回数や購入履歴の管理も可能です。顧客管理機能を利用し、メールマガジンの送付やクーポン発行などが適切に行えます。季節やイベントに合わせたセール情報やキャンペーン情報をお知らせすることができるので、メールマガジンやクーポン発行の機能を使えばアフターフォローも完璧です。
フリープランから多くの機能利用が可能
STORESフリープランは無料でありながら、ほとんどの機能を使うことができます。集客から追客までにご紹介した機能は全て使えるので、ショップ運営に必要なことがほとんど全て無料で行えるといって良いでしょう。
有料のスタンダードプランでは独自ドメインの取得、サービスロゴの非表示、アクセスデータの解析、在庫管理の簡略化、配送日指定、送り状CSV出力などの機能が使用可能です。また、スタンダードプランプランは、代引きやAmazon Payが使えるなど決済方法の幅が広がり、必要な決済方法のみを選択することが可能になります。
STORESの代表的な使い方
STORESの概要がわかったところで、今度は使い方に注目してみましょう。どのような使い方ができるのかが分かるようになると、自社のECサイト運営のイメージが掴みやすくなります。ここでは代表的な販売スタイル別にSTORESの使い方についてご紹介します。
受注生産での使い方
在庫を抱えたくない、余剰在庫リスクがある、と考えてECサイト運営に踏み出せない方は多いでしょう。STORESには「予約販売」という機能があり、無料のフリープランでも使うことができます。注文を受けてから生産するので、在庫リスク抑えた運営ができます。
実際STORESには実店舗や在庫を持たず、受注生産方式での販売に挑戦しているショップもあります。
ポップアップショップでの使い方
常設は難しいけど、ポップアップショップならチャレンジしてみたいという方も多いでしょう。STORESでは期間限定や副業としてEC運営を行っているショップオーナーが大勢います。準備に時間が掛からず、低コストでショップが開けるSTORESだからこそ、ポップアップショップにチャレンジしやすいといえるでしょう。
実店舗とネットショップの商品・在庫連動での使い方
実店舗で経営しているけれど、もっと多くの人に製品を知ってもらいたいという方は実店舗とネットショップの両立を検討されることもあるでしょう。実際にSTORESでも実店舗とネットショップを運営させている方は非常に多い傾向にあります。ネットショップがきっかけで来店者数が増えたというショップも多いので見逃せません。しかし、在庫管理が複雑になるなどの現実的な問題も増えるでしょう。
STORESには実店舗のレジとしての利用はもちろん、ネットショップと商品情報などお店のデータを丸ごと管理できる「STORESレジ」の機能があります。実店舗とネットショップの商品在庫が連動させることができるので、商品・在庫の一元管理が可能です。
実店舗で売れた商品の在庫をネットショップから減らすというような面倒な作業は不要になります。在庫管理がスムーズになることで、実店舗とネットショップの両立に躊躇されている方でもチャレンジしやすくなるでしょう。
STORESを活用した集客だけでなく、物流面の整備が必要!
STORESでのEC運営が軌道に乗り始めると、注文が増えていく事は言うまでもありません。この次のステップとしては、発送などの物流業務にスムーズに実施して早く、丁寧に商品をお客様に届ける点に苦労する方が多くいらっしゃいます。例えば、発送遅れがクレームに発展したり、お客様を待たせることによって購買意欲が下がりキャンセルになってしまう、、等経営リスクになりかねない点も多く存在します。
欠品や誤出荷等、リスクとなる要因を詳しく知りたい方は、下記記事も参考にしてみてください
欠品を防止することで通販売上アップ、業務効率化へ|在庫管理大学|小売・ECビジネスを支える在庫管理ソフト「ロジクラ」 (logikura.jp)
誤出荷への対策とは?その原因を知りミスを減らそう!|在庫管理大学|小売・ECビジネスを支える在庫管理ソフト「ロジクラ」 (logikura.jp)
箱詰め作業における数量間違いの原因と解決方法【貴社は大丈夫?】|在庫管理大学|小売・ECビジネスを支える在庫管理ソフト「ロジクラ」 (logikura.jp)
STORESでは弊社クラウド在庫管理システム「ロジクラ」との連携が可能です。STORESとロジクラと連携を済ませ、ロジクラに商品を送付しておくとロジクラが入庫作業、在庫管理、出荷までを行ってくれます。EC運営者は管理画面上でボタンを押すだけです。受注情報の連携、倉庫にある在庫とSTORESの在庫を一致させる、配送情報の一括登録なども全てロジクラが行います。
EC運営者はどれだけ注文が増えても物流業務に時間や手間を掛ける必要はありません。荷物の保管場所にも悩まされなくなるというメリットもあるので、クラウド在庫管理システムとの連携はショップの大小に関わらずおすすめです。ロジクラは無料でのお試しや資料のダウンロードが可能なので、物流業務問題に悩まされている方や時間や手間を掛けたくない方はチェックしてみてください。
まとめ
専門的な知識がなくても誰でも無料で気軽にECサイト運営が可能になるSTORESの仕組みや使い方についてご紹介しました。在庫管理システム「ロジクラ」と組み合わせれば、在庫を手元に置く必要もなく在庫管理や出荷などの手間も掛からなくなるので、さらに便利になるでしょう。ECサイト運営を検討されている方は是非STORESやロジクラのサービスをチェックしてみてください。

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ロジクラの基本機能に関する概要資料です。特徴、主な機能、API連携、導入事例、導入までの流れなどをまとめています。
ロジクラは物流・発送作業のDXをサポートするSaaSソフトウェアです。自社倉庫や3PLのお客様には在庫管理ソフトウェア「ロジクラ」を、物流アウトソーシングをお求めの方へは物流代行サービスをご提供しております。こちらの資料では、ロジクラを導入される前のお客様の課題や、導入後の効果、ロジクラを使ったフロー図や導入事例等をまとめています。
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