
物流アウトソーシング選びの5大ポイント【雑貨編】
こんにちは、ロジクラの齋藤です。
EC(電子商取引)市場が年々拡大していますが、なかでも取り扱い商品のうち、雑貨のBtoC-ECが増加傾向にあります。2018年度と2019年度を比較してみると、生活雑貨/家具/インテリアだけでも前年度8.36%増加しています。
BtoCだけではなく、昨今は誰でも簡単に出品できるフリマアプリも増え、CtoC市場も活発です。雑貨は消費期限管理がなく、個人でも簡単に取り扱える商材といえるでしょう。
最近では個人でも取扱量が増加し、入荷/出荷をアウトソースし商品企画や販促に力を入れたい方が多くいらっしゃいます。今回は雑貨販売における物流アウトソーシング選びのポイントをご案内します。
目次
雑貨の物流アウトソーシング選びのポイント
雑貨は少量多品種
数ある商品のなかでも雑貨は少量多品種と言われています。季節や流行などに影響して、商品の入れ替わりも比較的早く、BtoCとBtoBでの在庫の混在がある場合もあります。物流アウトソーシングを検討する場合、BtoCの過去の実績を確認しましょう。また、アウトソーシング先にも得意な商品分野があることがありますので、そちらも併せて確認しましょう。商品の入れ替わりスピードが早い場合、仕入れ商品のスピードに対応できるかなども確認が必要です。
雑貨のサイズ
先ほど少量多品種と述べましたが、雑貨のサイズは様々なケースがあります。細かい商品もあれば、複雑な形をした商品などもあると思います。自社倉庫の場合、アパレルや家電に比べ商品によってサイズの幅が大きいため、保管場所に困る場合があります。保管場所の管理は人員と時間を要するケースがほとんどです。物流倉庫では設備やノウハウがあり、プロが管理します。アウトソーシングで保管場所にさく時間を削減しましょう。人員コストが削られるので、結果的には物流コストが下がる場合もあります。
委託先の品質管理
物流をアウトソースするということは、入荷、保管、出荷をすべて委託することになります。物流のプロが運営しているので、ミスなどは少ないですが、品質についてはきちんと確認しておく必要があります。アウトソース先がどのような流れで入荷〜出荷まで行っているのか、どのような場所で商品を保管するのか、などの確認が必要です。倉庫見学が可能なところが多いので是非見学してみてください。価格だけではなく、品質にも目を向けましょう。
卸のノウハウ
BtoCのほか、BtoB(卸)を行っている方も多くいらっしゃいます。その場合はアウトソース先にBtoBのノウハウがあるかを確認しましょう。納品先が大手家電量販店や雑貨小売チェーンなどの場合、細かい納品ルールが組まれていることがあります。自社で対応しようとすると、基準をクリアするにも人員や時間が割かれてしまいます。ですが、アウトソース先に同じ納品先で取引実績があれば、スムーズに対応していただけます。「戻ってきたらどうしよう…」という不安もなく、安心してアウトソースすることができるかと思います。
返品対応、棚卸しの実施
物流ではまれに商品の返品があります。BtoCなら少量ですがBtoB(卸)の売れ残りの返品など、大量に商品が返品される場合もあります。その返品商品を再販するためには再び保管場所へ入庫する必要があります。自社での処理は大変ですが、アウトソースすればスムーズに実施してくれます。また雑貨は多品種なので棚卸しは大変です。棚卸しも対応してくれる倉庫であれば、自社管理よりも素早く実施できるでしょう。
以上5つのポイントを紹介いたしました。物流にかけていた時間で商品企画やマーケティング戦略などに時間を使えるといいですね!今後もEC市場は拡大傾向にあるので、物流アウトソーシングを「やっておけばよかった…」となる前に、早めに検討していきましょう。
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