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3,000SKUの棚卸し工数を75%削減!Shopify複数ストアの在庫一元管理を実現!

京都府京都市上京区寺町通鞍馬口下る高徳寺町355番地の12
主な事業
キリスト教聖品の卸売
聖品ブランド「Arch」の販売
EC開始年/ロジクラ導入年
2022年 / 2022年
ロジクラ利用プラン
Liteプラン
利用連携機能
Shopify連携
月間出荷件数
150~200件
倉庫数
2箇所
* 上記は2023年2月時点の内容です

この事例のポイント

ロジクラ導入前は、3,000SKUの在庫管理を紙で行っており、担当者の記憶に頼った運用。欠品や在庫ズレが頻発。棚卸しは8名で1ヶ月。

ロジクラ導入後は、クラウドでリアルタイムの在庫管理が可能に。バーコード管理による出荷作業の正確性、効率化アップ。棚卸し工数を75%削減!

Shopify連携を利用して、Shopify複数ストアの在庫管理をロジクラで実現!

お話を伺った方々

株式会社暁の星工芸 
取締役 平野 慶和 様

3,000SKUをアナログの在庫管理、欠品・在庫ズレが頻発…

貴社ならび事業についてお教えください

株式会社暁の星工芸は、聖品を通じて「信仰と生活をつなぐ」というミッションを掲げ、カトリック信者の方々向けの聖品の製造、輸入、卸売販売を行っています。

1948年に祖父が創業し、聖品を提供する民間企業としてはパイオニア的存在だと思います時代の変化に応じて取り扱い聖品を増やし、現在は像やカード、小物類まで3,000SKUを超える聖品を揃えています。

現在は、教会や教育施設等、1,600件ほどのお取引先がいらっしゃいます。お取引先様との信頼関係を大切にしながら、信仰、想いをこめた聖品をご提供していることが強みです。

ロジクラ導入前はどのような課題がありましたか

実は、ほとんど在庫管理ができていない状況でした。一部は紙で在庫管理をしていたものの、入出荷の記録を忘れて在庫ズレが発生。信頼できないデータになっていました。

その為、お取引先から注文を頂いたら、担当者が倉庫へ行き、実在庫の数量を確認しなくてはなりませんでした。欠品していたらお取引先にお詫びして代替品をご案内することが頻発し、大きな負担になっていました。

 

棚卸しは8名体制で10日間かけて在庫数をカウント、紙に記入していました。途中で急ぎの出荷が入って棚卸し数を変更したり、1商品の在庫保管場所が複数あって合算したり…。

そのあと、Excelでの集計作業は1名がほぼ付きっきりで2週間かかっていました。

 

また、紙の商品カタログをお取引先に送付し、そのカタログを見てFAXやお電話で注文を頂く流れだったので、アナログな受注管理にも課題がありました。

Shopify連携、自社倉庫で利用可能な在庫管理システムが選択のポイント

ロジクラを選択した理由を教えて下さい

アナログな業務から脱却したい、受注から出荷、在庫管理まで一連の流れを効率化したいと考え、Shopifyで卸売専門ストアを構築することを決めました。ShopifyとAPI連携できることを第一に、在庫管理システムを探しました。

 

ShopifyとAPI連携できる在庫管理システムは複数あったのですが、多くは委託倉庫と合わせて利用するものでした。

弊社は、信念、想いを持った商品を扱っています。出荷まで責任を持って自社で行いたい、お問合せがあった時には専門知識を持つ担当者が顧客に寄り添ったご対応をしたいと考えています。

自社出荷で利用できる在庫管理システムという条件を加えると、ロジクラに決まりでした。Shopifyストアの構築会社さんからもお墨付きを頂き、安心してロジクラ導入を決めました。

棚卸し工数75%削減!管理者視点でも実感する圧倒的効果!

導入テストはどのように行いましたか

Shopifyでストア構築を終えた後、ボタンひとつでShopifyの商品マスタをロジクラに取り込みました。ロジクラのエラーメッセージはエラー箇所、理由が示されるので、初期設定でつまずくことはありませんでした。

 

バーコードのない商品を扱っているので、ロジクラでインストアコードを発行してバーコード管理を行っています。正直、ロジクラで発行したバーコードを商品に貼り付けする作業は骨が折れます。

けれど、バーコード貼り付けの作業工数と、管理者視点の工数を天秤にかけて、バーコード管理はやるべきことだと強く感じます。バーコード管理を行うことで、正確で効率的な出荷作業や在庫管理、棚卸しができるようになりました。

本番導入後はスムーズに運用できましたか

在庫管理、倉庫管理、カスタマーサポートを担当する社員は5名です。導入時は、「これまでできていたことができなくなる」、「こんな時はどうしたらいいの?」といった不安を元にした質問を受けました。

ですが、いざ使いだしたら、業務がシンプルになって、すっきりとしたことに皆とても喜んでいます。

 

ロジクラを導入してどのような変化がありましたか?

受注から出荷の流れが大きく変化しました。Shopifyサイトの受注を自動でロジクラに取り込み、納品書を印刷、出荷指示を行います。その後、ロジクラのアプリでピッキング、出荷検品を進めます。

ロジクラのアプリを使うことで、バーコードスキャンはもちろん、商品画像も確認して作業を進められるようになりました。カード類で2,500SKU程ありますが、似た商品が多いため、とても助かっています。

Shopify複数店舗をロジクラで一元管理!基盤を固めて新規事業拡大へ!

ロジクラを利用して最もよかった点は何ですか

これまでのアナログな業務をシステム化することで、受注管理から入出荷、在庫管理を標準化、効率化することができました。

ロジクラとShopifyを連携することで正確な在庫管理ができ、欠品でお客様にご迷惑をお掛けすることがなくなったこと、対応工数が削減できたことはとても嬉しいですね。

 

最もよかった点としては、棚卸し工数の削減です。ロジクラを導入して、棚卸し工数は75%削減できました。

ロジクラのアプリでバーコードを読み取ってカウントすれば、ロジクラで棚卸し表を自動作成するので集計作業はほぼゼロ。管理者の工数を大きく削減できました。

作業者視点でも、アプリの棚卸し画面で棚卸し開始時点の在庫表の数量、棚卸し数量を確認できるので、「倉庫にあと◯点あるはず」とリアルタイムで確認しながら棚卸しを進められると好評です。

ロジクラの改善点はありますか

在庫管理については、ほぼ満点です!出荷については、トレーサビリティの観点や納品書の改善ができたら、より便利になると思っています。ユーザーの要望を丁寧に聞いて改善しようとする姿勢を感じられることが、ロジクラのいいところだなと感じています。

今後の展望について教えて下さい

2022年11月に、現代風の家庭祭壇を軸に展開する「Arch」という新ブランドを立ち上げました。新型コロナウイルス感染症の拡大により、教会離れが進みました。教会で祈り、分かち合う機会が減ったことで、拠りどころがないような状況も生まれています。

家庭祭壇を置いて身近な家庭祈る習慣を身につけることにより、信仰と生活つないでいければと考えています。従来の家庭祭壇とは異なり、現代の生活スタイルや家具にマッチするデザインです。信仰をもつ若い社員の発想、民間企業である弊社だからこその家庭祭壇です。

 

また、新型コロナウイルス感染症の拡大により、教会や学校ではイベントの中止が相次いでいます。弊社としても、楽観視はできない状況です。カトリック信者向けの聖品販売というニッチな業界で、弊社が存続できない場合に、困るお取引先まだ多くいらっしゃいます。事業を安定して存続するためにも、「Arch」を事業のもう一つの柱にしていきたいと考えています。

「Arch」を通して、生活と信仰をつなぐことで、現代にもとても大切だと考えられるカトリックの精神を、後世に残していきたいと思います。

 

キリスト教聖品の卸売専門「暁の星工芸オンラインショップ聖品ブランド「Arch」のShopifyストアの在庫を、ロジクラで一元管理することができたことにより、大幅な効率化を実現し、今後も新しい挑戦を続けていける新体制を整えることができました。

ロジクラはどのような方におすすめできますか

SKU数が多いのにシステム導入できていない方、自社出荷で利用する在庫管理システムを探している方、棚卸しを効率化したい方には特におすすめです。

また、Shopifyで複数ストアを運営していて、複数ストアの在庫を一元管理したい方にもぜひ試して頂きたいです!

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