
ピッキング時間を最大30分から5分へ。ネクストエンジン・スマレジ連携で実現した「在庫の見える化」と「属人化脱却」の全貌

- 主な事業
- アパレル・雑貨の小売販売
- 月間出荷件数
- 直近1ヶ月 約6,000件
- 拠点数
- 1拠点
- ロジクラ導入年月日
- 2024年12月
- ロジクラ利用プラン
- プレミアムプラン
- ご利用連携
- ネクストエンジン連携、スマレジ連携
有限会社アキヤマさまが抱えていた課題
ロケーション管理が未整備で、商品探索に最大30分を要していた。
ネクストエンジンのみの在庫管理では実在庫との差異を把握できず、欠品が月10件以上発生していた。
倉庫内の在庫状況の把握が特定担当者に属人化し、新人スタッフが作業に慣れるまでに1時間を要していた。
ロジクラ導入による効果
ロケーション管理が実現し、商品探索時間が最大30分から約5分に短縮。出荷完了まで合計45分の業務改善。
欠品件数が月10件以上から月5件未満に大幅減少。在庫処理業務も1時間削減。
棚卸しで在庫差異の見える化が実現。スマレジ連携でECと実店舗の在庫を一元管理。
アキヤマさまの事業内容と、取り扱い商品について教えてください。
有限会社アキヤマは、京都府福知山市を拠点に、セレクトショップ「CROUKA(クローカ)」を運営しています。創業70年以上の歴史を持ち、国内外から厳選したファッションアイテムを、自社ECサイトや各種ECモール、実店舗を通じて販売しています。
レディース・メンズアパレルを中心に、バッグやシューズ、帽子、アクセサリーなどのファッション雑貨を取り扱っています。国内外のセレクトブランドを幅広く取り揃え、お客様のライフスタイルに寄り添う商品を提案しています。
「どこに何があるかわからない」倉庫。欠品・属人化・ピッキングロスが絡み合った課題
ロジクラ導入に至った経緯について教えてください。
大まかなエリア分けだけのロケーション管理で、まさに『宝探し』のような状態でした。
どこに何があるか誰も把握できていない状態で、商品を探し回るケースが頻発し、ひどい時には1点の商品を探すのに30分近くかかることもありました。
在庫管理はネクストエンジンのみで対応していましたが、実在庫との差異を正確に追うことができず、気づけば欠品が月10件以上発生している状況に。
欠品のたびにお客様への連絡と社内調整が発生し、対応だけで1時間半ほどの工数を取られていました。
また、倉庫内の状況がベテラン担当者だけに依存しており、新人スタッフが作業に慣れるまでに1時間を要するなど、属人化による非効率も重なっていました。

ロケーション管理とネクストエンジン連携、二つの課題を同時に解決できるシステムへ
多くのシステムの中から、ロジクラを選んだ「決め手」は何でしたか?
複数のサービスを検討した結果、最終的にロジクラを選んだ理由は大きく2点あります。
1つ目は、ロケーション管理機能が充実しており、スマートフォンアプリを活用することでピッキング業務を標準化できる点です。誰が作業しても同じ品質で業務を進められる再現性があり、「担当者によって作業品質が変わってしまう」という不安を解消できると感じました。
2つ目は、導入ハードルの低さです。既存で利用していたネクストエンジンとのAPI連携に対応していたため、現在の受注管理フローを大きく変更することなく導入できました。新しいシステムを導入する際の負担や不安が少なく、「これなら現場にもスムーズに浸透する」と安心して導入を決断できました。
導入にあたって運用フローを一から作り直す必要がなかった点は、現場の負担を最小化するうえで非常に重要なポイントでした。操作のシンプルさも評価したうえで、ロジクラの採用を決めました。

最大30分の商品探索が約5分へ。数字で見るロジクラ導入の効果
ロジクラ導入後、どのような改善が見られましたか?
ロジクラ導入後の変化は、現場レベルで体感できるものでした。
まず最も大きかったのがロケーション管理の実現です。倉庫内のすべての棚にロケーションが割り当てられ、どの商品がどこにあるかをアプリ上で即座に確認できるようになりました。
以前は最大30分かかっていた商品探索が約5分程度に短縮され、ピッキングから商品集めまでの工数も約30分削減。出荷完了までのトータルで合計45分の業務改善を実現しました。
欠品も大幅に改善されました。月10件以上発生していた状態から月5件未満に減少し、欠品対応にかかっていた工数も著しく削減されています。
また、ロケーション管理によって商品の保管場所をすぐに確認できるようになったことで、これまで約1時間かかっていた商品探索も約5分まで短縮されました。
商品を探し回る必要がなくなったことで作業効率が向上し、現場の負担も大きく軽減されています。
さらに、現場教育にも大きな効果がありました。以前はロケーション管理ができていなかったため、新しく入社した担当者へ商品保管場所を案内するだけでも丸1日かかることがありました。
それでも翌日には場所が分からなくなり、同じ質問を受けるケースも少なくありませんでした。
また、レイアウト変更後はベテランスタッフであっても「どこに何があるのか分からない」という状況が発生し、倉庫内を探し回ることが日常的でした。
現在はロジクラで商品の保管場所をすぐに確認できるため、こうした課題はほとんど解消されています。
教育にかかる負担が軽減されただけでなく、誰でも迷わず商品を見つけられる環境が整いました。
導入後には、同一ブランドの商品をまとめて保管するなど棚の整理・工夫をする余裕も生まれ、倉庫全体の運用品質が向上しています。

スマレジ連携でECと実店舗をひとつに。現場定着から拡張まで
ロジクラ導入当初、現場ではどのような反応がありましたか?
導入は問題なく進み、現場スタッフも短期間で操作に慣れることができました。
スマートフォンアプリを活用したピッキング・出荷業務は直感的で、
・一度のレクチャーで基本操作を習得できた
・以前は特定の担当者しか把握できなかった倉庫情報が、誰でも参照できるようになった
・新人スタッフの立ち上がりが大幅に早まり、教育コストが削減された
といった効果が現れました。現場からは「ロジクラなしでは作業できない」という声も上がるほど、業務に欠かせないツールとして定着しています。
スマレジとの連携についてはいかがでしたか?
2025年2月よりスマレジとの連携を開始し、実店舗との在庫連携体制を構築しました。
EC在庫の管理がメインだった状況から、スマレジ連携を追加することで、倉庫・EC・実店舗にまたがる在庫をロジクラで一元的に把握できる体制が整いました。
「どの商品がどれだけあるか」がリアルタイムで分かるようになったことで、在庫移動や販売計画の判断を素早く行えるようになっています。
1拠点での運用ながら、ネクストエンジン・スマレジとの連携により複数の販売チャネルを横断した在庫管理が実現しており、今後の事業拡大に向けた物流基盤としても機能しています。
最後に、ロジクラをおすすめしたい方へメッセージをお願いします。
倉庫のロケーション管理ができておらず、在庫の実態把握やピッキング効率に課題を感じている企業には、特におすすめできるツールです。
操作がシンプルで導入のハードルも低いため、初めて在庫管理システムを導入する場合でも安心して使い始めることができます。
また、ネクストエンジンやスマレジなど既存システムとの連携にも対応しているため、現在の運用フローを維持しながら段階的に改善を進められる点も大きな魅力です。
欠品対応・棚卸し・ピッキングの各工程で工数削減と精度向上を同時に実現できます。「まず現状を見える化したい」という段階から、ぜひ一度試してみてください。


