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Shopifyで構築した自社ECで販売。ロボット物流サービスの活用で1日4,000件の注文でも2日以内にお届けする体制を実現。出荷ミスはゼロに。

株式会社JAM

株式会社JAM 代表取締役社長 川村 健一 様
株式会社JAM 代表取締役社長 門前 伸之介 様
株式会社JAM MD 山下 翔平 様

アパレルショップ「KEBOZ(ケボズ)」、飲食店「居酒屋 旭一(キョクイチ)」運営
「KEBOZ(ケボズ)」オンラインショップ運営

アパレル新商品発売後に注文集中、発送遅延やミスが発生…

貴社ならびEC事業についてお教えください

株式会社JAMは、アパレル事業としてアパレルブランド「KEBOZ」、飲食事業を運営しています。ロジクラはアパレル事業で利用しています。

2017年から自社ECでの販売を開始しました。現在は、東京・蔵前で店舗の運営、全国でイベントやポップアップ開催も行っています。販売比率としては、自社ECが70%、店舗・イベントポップアップが30%です。

 

メンズアパレルブランド「KEBOZ」は、元々自分の作りたい服を作るところから始めています。野球をモチーフにしたデザインが多く、野球やスポーツが好きな方にも愛されているブランドです。デザインはもちろんですが、クオリティも評価を頂いています。「KEBOZ」の服を着ている方々の「ケボザーの集い」といったコミュニティがあり、お客様とのつながり、交流を大切にしています。

ロジクラ導入前はどのような課題がありましたか

「KEBOZ」では、週に1, 2回新商品を販売しています。新商品販売開始時にお客様からの注文を多くいただき、そのあと出荷作業が集中する傾向があります。

ロジクラ導入前は、出荷担当メンバー2, 3名で自社出荷を行っていました。1日300件ほどの出荷件数が限界でした。カートシステムから注文情報を確認して、送り状を印刷、在庫管理はExcelで行っていました。

ご注文を頂いてから5日以内にお客様に届けることを目標にしていましたが、新商品販売開始時に4,000件の注文を頂いたときは、出荷作業に10日ほどかかってしまい、お客様をお待たせしてしまう状況でした。

また、サイズや色別でSKUが多いので、ピッキングや出荷検品で手間がかかり、誤った商品をお送りしてしまうことも発生していました。

限定商品でサイズ間違いで発送してしまい、お客様を残念な気持ちにさせてしまい、物流改善プロジェクトを立ち上げました。

システム連携による自動化、出荷件数増加の波動に対応できる体制が必須条件

ロジクラを選択した理由を教えて下さい

物流をプロにアウトソースすること、システム連携による自動化をポイントにサービスを検討しました。

委託倉庫を検討する当たって重視したことは、品質はもちろんですが、出荷件数増加時の波動に対応して安定出荷ができるか、24時間365日稼働できるかです。

その点で、佐川グローバルロジスティクスの運営するXfrontierは安心してお任せできると考えました。

 

システム連携による自動化については、Shopifyで構築した自社ECとシステム連携できる在庫管理システムであることが必須でした。

ロジクラは、ShopifyとAPI連携しているのでリアルタイム、自動で注文情報を取込、出荷確定時に自動フルフィルメントが可能です。

更に、ロジクラのXTORM連携を利用して、佐川グローバルロジスティクスの運営するXfrontierへ出荷指示することができます。

ロジクラを活用することで、自社ECで注文を頂いてから、出荷、お客様へ発送完了メール送付まで一連の流れが自動化できると考えました。

システム、実作業を三社で確認し、安心して運用開始

導入テストはどのように行いましたか

弊社、ロジクラ、佐川グローバルロジスティクスの三社でお打合せをして、実際の入荷、出荷を想定したシステム連携や、納品書、送り状、荷姿の確認を行いました。
ひとつひとつ疑問を解消して進めることができました。

本番導入後はスムーズに運用できましたか

定期的に新商品販売があるため、Shopifyの商品マスタをロジクラへ連携する点で少し手間がかかっていました。「下書きのShopify商品マスタをロジクラに取り込むことができたら…」とフィードバックをお伝えしたところ対応して頂き、今は更に運用しやすくなりました。

ユーザーの声を聞いたロジクラの改善スピードは素晴らしいと思っています。

ロジクラ導入してどのような変化がありましたか?

物流担当の立場からだと、これまでCSVやExcelファイル、メールでやり取りしていたことがなくなりました!

Shopifyの注文データがロジクラに自動で取り込まれ、そのままXTORM連携で自動出荷指示できます。

出荷完了後は、Shopifyで発送完了メールまで自動で送付されます。

お客様にご注文いただいた商品を早く確実にお届けできるようになったので、カスタマーサポートの対応コストも下がってきていると実感します。

4,000件/日の出荷を実現!受注から出荷のリードタイムは1〜2日へ。出荷ミスはゼロに。

ロジクラを利用して最もよかった点は何ですか

ロジクラを利用してから、1日あたりの出荷件数は最大10倍、1日3,000〜4,000件は出荷できるようになりました。

受注から出荷のリードタイムは、5日から1〜2日へ短縮。お客様のお住いの地域にはよっては、前日の注文を翌日お届けすることが可能です。

これまで数万件の出荷をしていますが、出荷ミスは0です。

 

お客様の間で「KEBOZで注文をするとすぐ届く」と思っていただけるようになっています。instagramを通して、購入いただいたお客様の感想をお伺いすることがあるのですが、「注文後すぐに発送いただいたので彼氏のお誕生日プレゼントに間に合った」、「週末の旅行でKEBOZの服を着て楽しめたなど」など、嬉しい声をたくさん聞いています。

 

今後の展望について教えて下さい

実店舗、イベントやポップアップの在庫管理もロジクラで行っていきたいと考えています。
ロジクラは複数拠点の管理ができますし、POSシステムのスマレジと連携可能なので、前向きに検討をしています。

ロジクラはどのような方におすすめできますか

私は洋服を作り始めて4年ほどになりますが、企画から製造、販売、発送、カスタマーサポートなど業務が多岐に渡ります。その中でお客様に商品を届ける発送部分は、非常に重要だと考えています。

改めて「お客様が喜んでくれることは何かな」と考えたとき、オンラインで注文した商品が早く届くことだと考えています。

とはいえ、発送業務といった物流面の整備にはパワーが必要ですよね。
システム間の連携・自動化を活用して、物流はプロにお任せするという選択肢の検討をおすすめしたいです。

物流を安心してお任せして、私は企画やデザイン、お客様に向き合うことに時間を費やすことができるようになりました。自分のやるべきことに集中することが重要だと思います。

この記事は2021年11月のインタビューの内容を元に原稿にしたものです。

XTORM概要資料

24時間365日稼働のロボット物流センター「XTORM」の特徴やご利用方法、Shopifyやネクストエンジンなどとの連携フローまでをまとめた資料です。

「XTORM」は、佐川グループが運営する国内最大級の物流センターを使った小規模EC事業者向けフルフィルメントサービスです。Shopifyやネクストエンジンなどの注文情報を連携し、ロジクラから出荷指示をすればロボット設備のセンターから最短即日出荷できる仕組みです。具体的な配送フローやよくある質問などをまとめています。

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