
iPhoneをバーコードリーダーとして使う3つの方法!無料アプリも紹介
どうしたらiPhoneでバーコードが読み取れるのか悩んでしまっていませんか?iPhoneをバーコードリーダーとして使う方法には、iPhoneのモデルやバーコードの種類、用途によっていくつかパターンがあります。
当記事ではどういったケースで標準カメラが使えるのか、その使い方、アプリが必要なケース、おすすめのアプリをわかりやすく解説します。まずどのパターンに当てはまるか確認し、必要な部分に飛んで参考にしてみてください。
目次
iPhoneをバーコードリーダーとして使う3つの方法

iPhoneをバーコードリーダーとして使う方法は次の3つです。
- 標準カメラを使う方法
- QRコードリーダーを使う方法
- アプリを使う方法
必ずしも標準カメラを使えるわけではないため、注意が必要です。
標準カメラが使えるケース|QRコード、iOS11以降
iPhoneの標準カメラをバーコードリーダーとして使えるのは、QRコードを読み取りたい場合で、かつiOSバージョンが11以降に互換性のあるモデルのみです。つまりiPhone 5s、iPhone SE以降に発売されたモデルが対応しています。
QRコードリーダーを使えるケース|QRコード、iOS12以降
iPhoneのQRコードリーダーを使えるのは、QRコードを読み取りたい場合で、かつiOSバージョンが12以降に互換性のあるモデルのみです。対応モデルはiPhone 5s、iPhone SE以降に発売されたモデルで、iOS11と同様です。標準カメラも使えますが、QRコードリーダーはより読み取り速度が早い特徴があります。
アプリが必要なケース|一次元バーコード、iOS10以前
iPhoneをバーコードリーダーとして使うためにアプリのダウンロードが必要なのは、一次元バーコードを読み取りたいときとiOSバージョンが10以前しか対応できないモデルの場合です。
したがってiPhone 5sより前に発売されたモデルのiPhoneは、一次元コード・QRコードともに標準カメラでは読み取れません。一次元コードを読み取りたい場合は、最新モデルでもアプリを使う必要があります。(2022年12月現在)
iPhoneを使ってQRコードを読み取るやり方
ではここからはQRコードの読み取り方を解説します。
QRコードの読み取り方1.「標準カメラ」から読み取る
1.標準カメラを起動します。
2.QRコードにカメラを向けて、ピントを合わせます。
3.黄色の枠が表示されたら、「〜検索」「〜で表示」などと書かれている部分をタップすると検索先URLにリンクします。
QRコードの読み取り方2.「QRコードリーダー」から読み取る
iOSバージョン12以降はコントロールセンターから、QRコードリーダーを起動できます。
1.トップ画面を矢印の方向にスワイプして、コントロールセンターを表示します。
2.「QRコードリーダー」のマークをタップします。
3.枠内にQRコードを収めてピントを合わせると、すぐに参照できます。この方法はライトを使用できるため、暗い場所で読み取るシーンに適しています。
QRコードが読み取れない場合の解決法
QRコードが読み取れない場合は2つの解決方法があります。
カメラのモードを確認する
標準カメラから読み取りをする際は「写真」モードでなければ、バーコードリーダーとして使用できません。「ビデオ」や「ポートレート」など他のモードは対応していないため、カメラの設定を確認しましょう。
「QRコードをスキャン」を有効化
カメラの設定が正常な場合、「QRコードをスキャン」が有効化されていない可能性があります。以下の手順で確認してください。
1.「設定」を開きます。
2.「カメラ」を開きます。
3.「QRコードをスキャン」を緑の状態になるようにスライドして、有効化します。
この状態で再度標準カメラを起動すれば、読み取れるはずです。それでも読み取れない場合はiOSバージョンが11以降に更新されているか確認しましょう。iOSバージョンは「設定」→「一般」→「情報」の順にタップし、「iOSバージョン」の箇所で確認できます。
iPhoneをバーコードリーダーとして使うためのおすすめ無料アプリ
では次に一次元バーコードを読み取りたい場合とiOS10以前のバージョンしか対応していないiPhoneモデルの場合におすすめのアプリを紹介します。
またQRコードの読み取りと比較して、一次元コードを読み取りたい場合には小売業や物流業における在庫管理のニーズもあるでしょう。目的別に3つ解説します。
古いiPhoneで情報を読み取る:QRコードリーダー & バーコードリーダー
画像出典:App StoreプレビューQRコードリーダー & バーコードリーダー
「QRコードリーダー & バーコードリーダー」はiOS10にも互換性のある読み取りアプリです。QRコード、一次元バーコード共に対応しており、iPhoneを バーコードリーダーとして使えます。SafariやChromeを表示が可能。LINEでシェアも簡単にできます。機能がシンプルで読み取りも早いと評判の無料アプリです。
アプリを導入すれば必ずバーコードリーダーとして使える訳ではありません。さらに古いiOSにしか対応していないiPhoneの場合は、そのiOSに互換性のあるアプリを探す必要があります。しかし感度が悪いアプリも多く、あまりおすすめできません。
新しいiPhoneで情報を読み取る:アイコニット:QRコードリーダー・バーコードリーダー

画像出典:App Storeプレビューアイコニット:QRコードリーダー・バーコードリーダー
「アイコニット:QRコードリーダー・バーコードリーダー」は3,400万ダウンロードを誇る読み取りアプリです。iOS11以降から互換性があり、一次元バーコードの情報を読み取りたい場合におすすめのアプリです。サクサク読み取りができると人気を集めています。楽天ポイントが1日1ポイント貯まるのも特徴です。
以下のバーコード規格に対応しています。
- NW-7
- Code39
- GS1データバー限定型
- EAN-128
- データマトリックス
- ITFコード
- QR Code
iPhoneで在庫管理をする:ロジクラ
画像出典:App Storeプレビューロジクラ-在庫管理アプリ
「ロジクラ」はiPhoneをバーコードリーダーとして使える在庫管理アプリです。10万円以上かかる高額なバーコードリーダーの購入代をコストカットできると好評。在庫管理アプリ「ロジクラ」もQRコード、一次元バーコードともに対応しており、無料から利用できます。iPhoneをバーコードリーダーとして使い、検品や棚卸しの効率化、在庫管理を始めたい方におすすめです。
「ロジクラ」で読み取りできるバーコードの規格詳細は次の通りです。
- UPC-A and UPC-E
- EAN-8 and EAN-13
- Code 39
- Code 93
- Code 128
- ITF
- Codabar
- QR Code
以下の動画からiPhoneでスキャンする様子を確認いただけます。
iPhoneをバーコードリーダーとして使おう!

iPhoneをバーコードリーダーとして使うためには、次のポイントを押さえて適切な方法を選びましょう。
- 読み取りたいバーコードの種類
- iPhoneのiOSバージョン
- バーコードリーダーとしての用途
古いiPhoneでなければ、QRコードは標準カメラ、またはコントロールセンター内の「QRコードリーダー」で情報の読み取りができます。
古いiPhone・一次元バーコードを読み取りたい場合にはアプリを活用しましょう。
アプリは用途によって種類があります。「情報の読み取りをしたい」「在庫管理に利用したい」など、バーコードリーダーとして使う目的を意識したうえでダウンロードしてみてください。

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